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旅の話その他いろいろ,思いつくまま書きなぐっています。
極東綺譚―何処へも行かない―TOP |
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この2,3年,自分が影響を受けた人や,その全盛期を知っている人たちの訃報が続く。僕が歳を取ったということでもあるけれど,55歳は若すぎるじゃないか。 キャンディーズの人気を現在に例えるのに,AKB48を引き合いに出したりするけれど,30数年後にAKB48のメンバーの誰かが(AKB48のことはあまり知らんのよ)急逝したとして,これほどのニュースにはならないだろう。キャンディーズが素晴らしく,AKB48がダメだと言うのではない。そういう時代だったのだ,70年代は。 解散後にもついてまわる「キャンディーズの・・・」という肩書きは鬱陶しかったのではないかと思うけれど,3人が最後まで親友であり続け,キャンディーズを大切にしてくれたことが僕は嬉しかった。 あの頃,アイドルの寿命は短く,10代でデビューして20歳になる前に消えていったり,女優業に転進したりするのが普通だった。20歳を過ぎてもアイドルだったキャンディーズは,僕にとっては最後の年上のアイドルだった。いつまでたっても年下の人でいたかった。 僕が乳幼児期を過ごした1950年代末から60年代前半,国連安保理の常任理事国,あるいは後に常任理事国になる国々は大気圏内核実験を繰り返し,日本にも夥しい量の放射性物質が舞い降りた。当時のことは記憶にないけれど,小学生の頃,放射能が混じっているから雨に濡れるとハゲるぞ,などと言っていたことを思い出す。 それでも大騒ぎにならなかったのは,白黒TVで淡々と原稿を読むNHKのアナウンサーか新聞くらいしか情報源がなかったからか,将来の健康被害より目先の核戦争の方が現実的な問題だったからか,あるいは,人々が今を生きることに精一杯だったからか。 山の中にある僕の実家には上水道の設備などなく,谷の水をホースで引っ張っているだけだから,ヨウ素131やセシウム137入りの水をゴクゴクと美味しく飲んでいた。畑で採れた野菜も,まあ一応放射性物質入りの水で洗ってはいただろうが,バリバリと食べていた。 そのせいだろうか。10代,20代と健康に過ごしてきた僕だが,30代あたりから様子が変わって来た。まず尿酸値が高くなった。次に腰痛である。もちろん,これらを乳幼児期に摂取した放射性物質の影響と断定することは出来ない。でも気になるじゃないか。 40代近くなると更に決定的な症状が現れた。頭頂部の髪が薄くなってきたのだ。これは放射能雨の影響と考えて間違いないだろう。症状はその後も確実に進行しており,いかに楽天的な僕といえども,憂慮すべき事態となっている。 今回の福島の原発事故によって,周辺の野菜や水から放射性物質が検出されている。確かに,政府関係者や専門家が言うように,ただちに健康に影響が出る値ではないだろう。しかし後になって影響が出ないとは言い切れない。 不安を煽るつもりはないが,出来るならばミネラルウォーターをありったけ買い込み,避難に備えて普段乗らない車もガソリンを満タンにし,トイレットペーパーや洗剤を買い占めた方がいい。野菜に魚,肉や乳製品もありったけ買っておこう。でも賞味期限が過ぎたら捨てるように。間違っても被災地には送らないように。
今更こんなことを書いてもしょうがないけれど,原発事故に関しての避難退避の指示は間違っていたと思う。
初期の段階で30Km圏(が適切かどうかは判らないけど)の住民を避難させておくべきだった。 今回のように(次回がないことを祈りたいが…)事あるごとに避難地域を拡大してゆくと,次はもっと広い範囲になるんじゃないかと誰もが不安になる。 このドタバタを見ていると,原発事故発生時の対応マニュアルがまったくなかったんじゃないかと思えてくる。 これを菅内閣だからダメだ,民主党政権だからダメだと言う人が必ずいるだろうけれど,残念ながら自民党政権でも同じだっただろうと思う。 要は“腹のくくり方”。 東電の対応も同じで,最初から廃炉と決めていればもっと違う結果が出たのでは? 原発の件はもうしょうがないけれど,民主党政権には腹をくくって野党と“挙国一致内閣”を作ってもらいたい。 今は使えるものはなんでも使って欲しいと,おそらくほとんどの国民が思っているはず。 スポーツによって勇気付けられる人もいるだろう。少なくともストレスの多い避難生活を送る人々にとっては,野球にしろサッカーにしろ,あるいは音楽にしろ,一時の気晴らしにはなるだろう。そういう点で「自粛」などすべきではないと思う。 でも今はまだ原発は危険な状態にあるし,余震も続いている。これらが開幕日の25日までに収拾しているとは思えない。さらに電力不足だ。 そこで読売巨人軍清武代表のお言葉 「(停電の範囲外は)やってもいいということ。」 まったく状況が判っていない。このアホウは読売新聞も読んでいないのか? 一方,選手会長内海選手の発言 「関東近辺も被災地。現状では、まだその段階(開幕)ではない」 更に東京スワローズ宮本慎也選手 「復興が見えた時に(被災者を)勇気づけようというのはいいと思うが、いま野球で勇気づけようというのは思い上がり」 どうみても,たかが選手の方がマトモなことを言っています。 それにしても何故25日開催に拘るのかわからない。中日ドラゴンズの代表は「もう日程にあわせてホテルも予約している」と理由を述べているようだけど,こんな状態で開幕しても選手も試合に集中できないだろう。単なるメンツなのか,ボスが呆けたのか…。 気象庁の津波警報や注意報では,場合によると(警報レベルだとなのか?)津波の到達予想時刻や予想される高さなどが発表される。でも,たいていの場合,予想されたほどの津波が来ることはない。でも今回は予想以上のものが来てしまった。 いつも予想より小さい津波しか来ないから,今回も大したことないだろうと思って逃げ遅れた人がいたかもしれない。それは可哀想なことだけど,気象庁を責めることはできない。このような警報は最悪の事態に備えて出されるべきものだろうから。 でも原発に関しては,この期に及んでも最悪の事態を想定して動いていない。事態が今のまま推移した場合,最悪の結果がどうなるのか,それまでどれくらいの時間の猶予があるのか,はっきりと示すべきじゃないのか。 もし人々が政府の発表を信じているとしたら,最悪の事態を想像したくないからだろう。一縷の望みに縋りつきたい信仰のようなものだ。同種の信仰は政府や,東電や,保安院の発表の中にも感じられる。だからまったく信用できない。政府側の「言い訳」は,不安を煽るような発表はしたくないということだろうけど,それは逆だ。 最悪の事態が起こるとしたら,原子炉付近の放射線量が高くなり作業員が近付けなくなってからのことだろうけれど,その段階で避難指示なんか出したらそれこそパニックだ。 それにしても,今も現場で作業をしている人たちがいる。避難してきた人たちに取材したTVを見ていたら,現場にいる東電社員の家族という人が映っていて,彼女に届いたというメールには,もう死を覚悟しているような文言があった。東電の幹部よ,どう思う?
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